遺品整理と特殊清掃の違い
遺品整理と特殊清掃の違い
遺品整理の仕事と言うと特殊清掃の仕事を思い浮かべる方も多いようです。
遺品整理の仕事の中で特殊清掃を行うこともゼロではありませんが、基本的には遺品整理と特殊清掃は異なるものです。
遺品整理はあくまで故人の遺品を整理するためのものです。思い出の品々や必要品、不用品をご依頼主の方々と一緒に分類し、それぞれ荷物を適切な場所に運び出すというのが仕事です。特に不用品ではどのように破棄すれば良いか分からないものや、重く運び出しにくいものなど個人で行うには負担が大きいものの処分をスムーズに行うことができます。一人暮らしの方の遺品整理の場合では、すべて荷物を運び出した際に清掃を行うこともあります。
特殊清掃は故人が現場にて亡くなっていた場合などに、その清掃をメインにしています。遺品整理が故人の遺品を片付けるのがメインなのに対し、現場の清掃がメインなのが特殊清掃となるわけです。
この差は実は業者によって境目が曖昧なこともあり、ゴミの酷い現場は特殊清掃になるなど曖昧な部分も多いです。基本的には清掃がメインが荷物の運搬がメインかどちらがメインになるかを考えてもらうと判断しやすくなるでしょう。
特殊清掃では特殊な薬品を用いて清掃が行われる分、費用が高くなることが多いです。
心と想い出のお片付け
ゆいたぼ